「おうち英語をやめたら、子どもにどんな影響があるの?」
「興味がなくなって、英語が嫌いになったらどうしよう…」
英語教育を自宅で取り入れている家庭にとって、「やめる決断」はとても大きなものです。
この記事では、実際に我が家でおうち英語をやめたときに感じた変化や後悔、そしてその後の再スタートについて、リアルな体験をもとにご紹介します。
今悩んでいるあなたも共感できるポイントがあるかもしれません。
子供にはどんな影響もあるかも含め、不安を少しでもこの記事で解消できたらと思います。
おうち英語をやめた影響|子どもにどんな変化があった?

おうち英語をやめたことで起きた変化は、目に見えるものから、じわじわと感じるようなものまでさまざまです。
ここではよくある3つの変化をご紹介します。

英語への興味が薄れる
おうち英語を続けていると、自然と英語の音やリズムに触れる機会が多くなります。ところが、やめたことでそれらのインプットが一気に減ると、「英語って楽しい」「知ってる単語がある」といった興味の芽がしぼんでしまうことも。
実際、「以前は英語の歌にノリノリだったのに、今はまったく反応しない」と感じるママ・パパも少なくありません。
アウトプットの機会が激減
英語のフレーズや単語を話したり、歌ったりしていた子どもも、英語を口にする機会がなくなると急激にアウトプットが減ります。
「前は“What’s this?”って言ってたのに…」
「数を英語で数えられてたのに、もう忘れてる…」
そんなふうに、成長していたはずの力が一時的に落ちてしまうケースもあります。
実際、我が家の長男も、幼児期によく歌っていたABCソングを何年も歌わなくなったことで、すっかり忘れてしまった経験があります。
漢字や日本語の語彙も使わなければ忘れてしまうように、英語は母国語でないぶん、忘れるスピードも早いのだと実感しました。
日常リズムの変化
おうち英語の時間がなくなると、空いた時間をテレビやゲームに使うようになることも。これにより、生活のリズムが乱れたり、他の学習習慣にも影響が出る可能性があります。
わが家も一度やめました|次男の体験談

ここからは、実際にわが家でおうち英語をやめた次男のケースを紹介します。
体験から得た気づきや、当時の心の動きを正直にお伝えします。
1年間だけ「こどもちゃれんじ English」を受講
次男が年長か小学1年の頃、通信教育の「こどもちゃれんじ English」を始めました。
DVDや絵本、おもちゃなどで楽しく英語に触れられる教材だったのですが…。
最初は親の私がやる気満々でした。
でも、現実はそんなに甘くありませんでした。
やめた理由は“親のサポート不足”と“本人の興味の薄さ”
結局、教材だけがどんどん届いてたまり、「これは宝の持ち腐れかも」と思うように…。
1年経ったところで、思い切って解約しました。
でも…やめた後に感じたモヤモヤ
「英語をやらなくなってラクになった」と思う反面、次男の将来が心配になることも増えました。
- 小学校で英語が必修になってるけど、ついていけるのか?
- 中学校で本格的な英語学習が始まったらどうなる?
- 英語がわからないことで「勉強=嫌い」にならないか?
ふとした瞬間に、ずっと心の片隅に引っかかっていたのを覚えています。
おうち英語をやめて良かったこともあった

もちろん、やめたことでプラスに感じたこともありました。
親子のストレスが減った
「毎日英語やらなきゃ」「今日もできなかった…」というプレッシャーから解放されて、親子の雰囲気が一気に穏やかになりました。
私自身もイライラすることが減り、次男ものびのびと過ごせていたように思います。
他の成長に集中できた
英語をやめたぶん、次男の他の成長に注目できるようにもなりました。
まだまだひらがなも覚えるころで、日本語に集中できたのもよかったです。
さらに、英語以外に時間とエネルギーを使えるようになったのもプラスでした。
おうち英語の再開のきっかけは娘とDWEとの出会い

PR
そんな我が家に転機が訪れたのは、娘が2歳になったころ。
娘の英語学習をどうするかをきっかけに、次男もおうち英語で再チャレンジしてみようと、思い切って「ディズニー英語システム(DWE)」を導入してみました。
すると、意外なことに次男も一緒に動画や歌を楽しむように。
最初は娘にピンポイントを当て、次男は一緒にできたらいいか程度だったのが、今では一緒に英語に取り組んでいます。
英語の日常についてはアメブロでも発信中です。
リアルな日常を書いています。
ディズニー英語は確かに高価な買い物にはなりますが、娘だけでなく小学生の上の子もインプットできているので、やって良かったというのが本音です。
当時は辞めたことに後悔しましたが、だからこその今があるので、今あなたが辞めたことを後悔しているのであれば、再開のタイミングでもあります。
おうち英語をやめたけど後悔した…そんなときは?

「やっぱりやめなきゃよかったかも…」
そんなふうに思ったときは、次のようなアクションを試してみてください。
ゆるく再開してもOK!
おうち英語は“毎日”や“完璧”じゃなくてもいいんです。
- 一緒に英語のYouTube動画を観る
- 英語絵本を一冊読む
- 朝の支度中に英語ソングを流す
たったこれだけでも、英語に触れる大切なきっかけになります。
習慣化のハードルを下げる
「平日10分だけ」「週末だけ英語タイム」など、無理なく続けられるスタイルに見直すと再開しやすくなります。
おうち英語をやめたことで気づいた大切なこと

おうち英語を一度やめてみたからこそ分かったことがあります。
それは、英語教育は長期戦であり、焦る必要はないということ。
親が焦って子どもに押しつけるよりも、一緒に楽しみながら、細く長く続けていくことが一番の近道なのかもしれません。
まとめ|やめてもまた始められる。大切なのは“今”の気持ち
おうち英語をやめたことには、良い面もあれば、不安や後悔もつきものです。
でも、それは決して“失敗”ではありません。
むしろ、子どもの成長や家庭の状況に応じて柔軟に選んだ、前向きな選択です。
英語は一度やめても、また始められます。
子どものタイミングや親の気持ちに合わせて、再スタートしてみませんか?