「自閉症の子におうち英語って、意味あるの?」
「親が疲れるだけじゃない?」
私もずっとそう思っていました。
塾や公文は極度に嫌がり、習い事選びはいつも失敗。
それでも「何もしない」のが不安で始めたのが、おうち英語でした。
この記事では、
✔ 効果があったと感じたこと
✔ 正直しんどかった親の負担
✔ 向いている・向いていないと感じた理由
を、きれいごとなしで書いています。
この記事はディズニー英語の体験をもとに書いています。
わが家の体験がすべてのお子さんに当てはまるわけではありませんが、「自閉症の子におうち英語はどうなのか?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
PR※上記は0才から4才のお子さま向けの広告です
自閉症の子におうち英語は効果ある?【我が家の結論】

自閉症の子におうち英語は効果があるのか。
正直に言うと、「あると思う」というのが我が家の結論です。
ただし、魔法のように一気に伸びるわけではありません。
忘れやすさがあったり、気分にムラがあったりするため、短期間で成果を実感するのは難しいと感じました。
もっとも、語学学習はもともと時間がかかるものです。
これは自閉症かどうかに限らず、どの子にも共通することだと思います。
私が最終的におうち英語としてディズニー英語(以下DWE)を導入しました。
そのDWEを通して感じたのは、自閉症かどうかに関係なく、無理のないペースで続けることが何より大切だということでした。
我が家の場合、DWEを導入したことで、英語に対する抵抗感が少しずつ減り、聞き取れる音や理解できる表現が増えてきました。
大切なのは、「毎日やらせること」ではなく、「続けられる形を探すこと」です。
無理に詰め込もうとすると、親も子も負担になり、結果的に続かなくなってしまいます。
家庭の状況や子どもの特性によって感じ方には差がありますが、教室に通えなくても、おうち英語という形で英語に触れ続けることには意味があると感じています。
とはいえ、家庭環境や親の負担、子どもに合うかどうかなど、考えるポイントが多いのも事実です。
次の章では、なぜ息子が「教室に通う学習」が難しかったのかについて、もう少し詳しくお話しします。
公文も塾も無理だった|教室に通えなかった理由

公文は上の子が通っていたこともあり、「一緒に通えたらいいな」と思って公文の無料体験に参加しました。
でも、体験の段階で「これは無理かもしれない」と感じました。
当時は発達グレーだと思っていたのですが、先生からの指示がうまく理解できておらず、
何度も同じことを注意される場面がありました。
本人はあまり気づいていない様子でしたが、説明が伝わらないことに対して、先生が一瞬「え?」という表情をされるのを見て、親の私の方がつらくなってしまいました。
(もちろん、息子の特性をお伝えしていなかったので当然なのですが)
体験が終わったあと、「通えそう?」と息子に聞くと、はっきりと「嫌だ」「無理」という返事。
そこで公文は断念し、英語についてはちゃれんじイングリッシュで補うことを選びました。
教室に通えなかった本当の理由
教室に通えなかった一番の理由は、「通う」という行為そのものに、極度の抵抗があったことです。
息子は「塾」「教室」という言葉にとても敏感で、その言葉を聞いただけで気持ちが固まってしまうことがありました。
公文もそうでしたが、「決まった時間に行く」「座って先生の話を聞く」「指示通りに進める」
という“いかにも授業”な環境が、息子にとっては大きな負担だったのだと思います。
ECCなどの英会話教室も検討しましたが、当時は発達グレーという認識だったこともあり、
- みんなの輪に入って活動する
- 周りのペースに合わせる
- その場の空気を読んで行動する
こうしたことを求められる環境が、息子にとってしんどくなるのではないかと感じ、見送ることにしました。
一方で、体操教室には通えていました。
それは、
- 本人が「やりたい」と思っていたこと
- 授業というより「体を動かす遊び」に近かったこと
- 指示がシンプルで、正解・不正解がはっきりしないこと
こうした要素が、息子に合っていたのだと思います。
同じ「習い事」でも、内容や形式によって、ここまで反応が違うということを、このとき初めて実感しました。
教室が無理でも、通信教育ならいけると思った
教室に通うことに断念した私は、ちゃれんじイングリッシュをやってみようということになりました。
ちゃれんじイングリッシュを選んだ理由

教室に通うことが難しいなら、家でできる通信教育なら続けられるかもしれないと思いました。
ちゃれんじイングリッシュを選んだのは、通わなくても自宅で取り組めることに加え、しまじろうなどのキャラクターがいて、子どもが楽しみながら英語に触れられそうだと感じたからです。
当時はまだ、息子の特性について「発達グレーかな」という認識で、自閉症と診断される前でした。
そのため、学習面でこれほど細かな配慮や声かけが必要になるとは、正直なところ想像できていなかったと思います。
実際に大変だったこと

しかし、実際に取り組んでみると、その考えが大きな間違いだったことに気づきました。
当時はほぼワンオペ育児に加え、上の子の公文の送迎もあり、さらに外で働きに出ていた時期でもあったため、そもそも英語学習に対して十分な声かけができる状況ではありませんでした。
それに加えて、声をかけるタイミングを少しでも間違えると、癇癪を起こしてしまうこともありました。
親が管理しないと取り組まない日が続き、2か月に1回届く通信教材でさえ、「やらない」という状態が増えていきました。
さらに、副教材の使い方や活用方法を説明書で読むこと自体が負担に感じるようになり、学習以前に親の気力が続かなくなってしまったのが、当時の私の本音です。
DWEも正直、最初は効果を感じなかった|流すだけだった頃

ディズニー英語システム(DWE)を導入したのは、息子が8歳のときでした。
自閉症と診断されたのは10歳なので、当時はまだ「発達グレーかな」と思っていた時期です。
DWEは、娘が幼児期で英語を始めるタイミングだったこともあり、「息子にも一緒にできたらいいな」という気持ちで、無料体験を経て導入を決めました。
正直ずっと「この方法が本当に合っているのか」「続けて意味があるのか」と、迷いながら進めてきました。
なぜなら、始めてみるとすぐに壁にぶつかったんです。

正直に言うと、ほぼ“かけ流すだけ”の状態でした。

説明書は山ほどあるし、「ちゃんと読めばいいんだよね…」と思いつつ、当時は読む気力すらありませんでした。
さらに、メインは幼児の娘。
ちゃれんじタッチも並行していたこともあり、DWEはいつの間にか放置気味に。
当然、成果を感じることもなく、「これ、本当に意味あるのかな…」と疑問に思う時期が続きました。
もし同じように「本当に効果があるのか」「続けて意味があるのか」と不安に感じている場合は、実際に続けて感じた変化やリアルな経過をまとめたこちらの記事も参考になると思います👉 購入前の不安を解消!ディズニー英語の効果と卒業までのリアルな道のり
おうち英語2年目で変わったこと|親の関わり方とやる気

ほぼかけ流しオンリーの1年間、おうち英語向いてないかもって思ったことも何度もあります。
でもDWEでは購入時期や段階によって講習が開かれており、説明をきくうちにやり方が間違っていないことを実感。
まずはインプットが大事だったんだと気づいてからは、やる気が出てきました。
さらに家庭環境も変わったのも影響しました。
・ちゃれんじタッチをやめた
・娘を通じておうち英語の成果を実感できた
・コミュニケーションツールになることに気づけた
一番大きいなのは私のモチベーションでした。
もちろん息子のモチベーションに合わすことも大事ですが、おうち英語は親の関りが大切です。
娘が英単語を覚え、イエスノーと答えられたり、自分の名前を英語が言えるようになってから、おうち英語でも十分成果が出ることが分かり、息子にもちゃれんじタッチをやめても塾に行かない代わりにしっかりとおうち学習とDWEをすることを条件にしたことで、息子自身が前向きに英語に取り組むようになりました。
DWEのCAP制度を利用しながら、成果を実感し、褒めることはもちろん、プレイセットという遊びの中でコミュニケーションを取りながら英語に取り組むことで、息子自身楽しんでいるように感じます。
たまに、キャパオーバーして口論になりますが(笑)
一番つらかったのは親の負担|でも子供も負担に感じている

今だからこそ分かるのですが、自閉症の特性がある息子にとっては、声かけの「タイミング」そのものがとても重要でした。
当時の私は、

そんな気持ちに追われていて、正直、私自身の負担もかなり大きかったです。
でも今振り返ると、
息子自身にも大きな負担をかけてしまっていたのではないかと感じています。
息子には
・自分なりのルールがある
・気持ちの切り替えに時間がかかる
といった特性があります。
それなのに、こちらの都合で声をかけてしまい、「今はそのタイミングじゃない」状態で英語を求めていたことも少なくありませんでした。
「やらなきゃダメ」
「今じゃないとダメ」
そんなプレッシャーが積み重なり、結果的に口論になってしまうことも何度もありました。
私も必死だったとはいえ、息子を追い詰めてしまっていたのかもしれない、と今でも少し胸が痛みます。
▶ おうち英語が続かない…継続のコツと、疲れを感じたときの対処法はこちらでまとめています
それでもおうち英語は合っていると感じる理由

ここまで正直に書いてきましたが、それでも我が家では「おうち英語は合っている」と感じています。
その理由は、次の点です。
学校で英語の授業が始まり、単語を書いたり、意味を理解したりする機会が増えた。
そのおかげで、DWEで耳にしていた英語がつながり、「聞いたことがある」「分かるかもしれない」という感覚が、少しずつ育っているように感じます。
また、息子は理解力はあるものの、集団の中で同じペースで進むことが大きな負担になることもあります。
その点、おうち英語なら
息子の状態や気分に合わせて、やり方を変えられる。
これが、我が家にとって一番大きなメリットでした。
実際にこれまで、
・毎日かけ流しをする
・ゲーム前に取り組む
・曜日を決めて取り組む
など、いろいろ試しながら、その時その時の「無理のない形」を探してきました。

今は、平日はかけ流しを中心に、土曜日だけステップ・バイ・ステップに取り組み、時間に余裕があるときは英語で遊ぶ、という形に落ち着いています。
教室・オンライン英会話が合わない子もいる
通わなくていいという点で、オンライン英会話が合う子もいると思います。
ただ、息子の場合はオンライン英会話ですら「塾」と感じてしまい、強い抵抗がありました。
ECCなどの「楽しさ重視」の教室なら合う可能性もありますが、自閉症に限らず、習い事は子ども自身の気持ちを聞くことが大切だと感じています。
無理に押し付けないこと
それが、親子の信頼関係を守ることにもつながると思います。
ただし、おうち英語がすべての家庭に合うとは限りません。
自閉症の子にDWEが合う家庭・難しい家庭

ここまで読んで、「うちの子に合うのかな…?」と感じている方も多いと思います。
実際にやってきて感じた、判断の目安をまとめるとこんな感じです👇
合いやすい家庭
・同じことの繰り返しが苦じゃない
・音や映像に興味を持ちやすい
・マイペースに進めたい
・通塾に強い抵抗がある
👉DWEの「インプット型」はハマりやすい
DWEは、英語のインプットをベースにしながら、アウトプットにつなげられる仕組みも用意されています。
ただし、放っておいて自然にアウトプットが増えるわけではありません。
実際、途中でうまくいかなくなるケースを見ると、インプット中心で止まってしまっている家庭が多い印象です。
そのため、
・自分のペースで進めたい子
・繰り返しながら理解していくタイプの子
にとっては、無理なく続けやすい一方で、「完全放置でOKな教材ではない」という点は注意が必要です。
難しいと感じやすい家庭
・音や刺激に敏感すぎる
・親が関わる余裕がない
・すぐに成果を求めてしまう
・そもそも家庭学習が難しい
・周りの刺激(おもちゃ・ゲーム・テレビなど)が気になりやすい
👉 この場合は通塾や別の方法の方が合うこともあります
大事なのは「良い教材かどうか」ではなく、“今の家庭に合っているか”です。
そのため、いきなり購入を考えるのではなく、まずは子どもの反応を見ることが大切だと感じています。
実際にやってみないと分からない部分も多いので、「合うかどうか」を確認する意味でも、無料サンプルを活用するのは一つの方法です。
PR:無料サンプルはマタニティ~4歳向けのお子さんが対象です
「じゃあ結局、やるべきなの?」と迷う場合は、判断ポイントをまとめています👇
おうち英語は、正解がひとつではありません。
続けることが合う家庭もあれば、通塾の方がうまくいく家庭もあります。
大切なのは、「周りがやっているから」ではなく、“今の家庭と子どもに合っているかどうか”、そして無理なく続けられるかどうかです。
迷っている場合は、いきなり決めるのではなく、まずは小さく試して反応を見るところからでも大丈夫です。
その一歩が、これからの進め方を見つけるヒントになるかもしれません。
