- おうち英語とは?
子どもの英語教育として注目されているのが「おうち英語」です。
おうち英語とは、英会話教室や家庭教師に頼るのではなく、パパやママが家庭の中で英語に触れる機会をつくり、子どもの英語力を育てていく学習スタイルのこと。
特別な教材や先生がいなくても、自宅でできるのが大きな魅力です。
たとえば、
- 英語の歌をBGMとして流す
- 英語の絵本を一緒に読む
- 日常の中で「Good morning!」などの声かけをしてみる
といった、日々の生活の中に英語を少しずつ取り入れていくことで、自然と英語に慣れていく環境をつくることができます。
つまりおうち英語は、保護者が“英語の先生”であり“サポーター”でもある、とても自由で柔軟な英語教育法です。
とはいえ、「本当に効果があるの?」「やり方はこれで合ってるのかな?」と不安になることもありますよね。

このあとで、おうち英語のメリット・デメリットや始め方、続けるコツなどをわかりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
おうち英語のメリット

① 毎日英語に触れることで、自然と耳が育つ
おうち英語では、英語の音を日常に取り入れることが大切。歌やアニメ、絵本などを活用することで、子どもが自然と英語のリズムや発音に慣れていきます。
② 費用を抑えて自宅で気軽にできる
英会話教室や教材に頼らず、無料の動画や音声付き絵本を使えばコストを抑えてスタート可能。お財布に優しいのにしっかり効果が期待できます。
③ 子どものペースで取り組める
無理にスケジュールを組まず、子どもの「やりたい!」気持ちを大切にできるのが魅力。ちょっとした遊び時間を英語に変えることもできます。
④ 英語への苦手意識がつきにくい
テストや宿題とは違い、遊びの延長で英語に触れるので「勉強=苦手」のイメージがつきにくいです。楽しく続けやすいのがポイント。
⑤ 親子のコミュニケーションの時間が増える
絵本を読んだり一緒に歌ったりする時間が増え、自然と親子の触れ合いが深まります。子どもにとっても安心感のある学びの場に。
おうち英語を実際にやってみて感じたメリット
わが家でも娘と一緒におうち英語を実践しています。
ディズニー英語システム(DWE)を購入したことで、自然と英語に触れられる環境を整えました。
実際に感じたメリットは…
- 英語を楽しみながらインプットできている
- 一緒に歌ったり、絵本を読んだり、DVDをまねたりすることで自然と英語が身近に
- 親子で英語を楽しむ時間が増えた!
- 次男も一緒に参加して、家族の会話の時間が増えた
特に、最近は小学生の次男との関わりが減っていたのですが、ディズニー英語を通じて会話や笑顔が増えたと実感しています。
おうち英語はいつから始めるのがいい?

おうち英語は「早ければ早いほどいい」とよく言われます。
特に0〜6歳は、言葉をスポンジのように吸収する“言語のゴールデンタイム”と言われていて、耳が柔軟で、英語の音も違和感なく受け入れやすい時期です。
とはいえ、小学生以降でも「もう遅い…」ということはありません。
日本語がある程度安定しているぶん、英語のルールや語彙を理解しやすいというメリットもあります。
私の次男も実際に小学生になってから始めていますが、ゲーム性を交えることで効果を感じることもあります(参考記事:ディズニー英語(DWE)は何歳から始めるのがベスト?小学生からだと遅い?)
大切なのは、子どものペースや関心に合わせた“入り口”を見つけることですよ!
ちなみに年齢別の始め方のコツは以下の通り。
年齢別の始め方のコツ
● 0〜2歳頃(赤ちゃん)
耳を育てる「かけ流し」がおすすめ。英語の歌やアニメをBGM感覚で日常に取り入れてみよう。話せなくても聞いているだけで音の感覚が身につきます。
● 3〜6歳(未就学児)
言葉が増える時期なので、かけ流し+簡単なフレーズのやりとりをスタート。英語の絵本や、まねっこ遊びが楽しめるDVDも活用しやすくなります。
● 小学生以降
映像や文字の理解も深まるので、YouTubeで英語の学習チャンネルを見たり、単語カードや英語アプリで語彙を増やす方法も◎。自己学習の習慣づけにもつながります。
我が家はこうでした【体験談】
我が家は上の子が10歳、真ん中が8歳、一番下が2歳のときにおうち英語をスタートしました。
ディズニー英語システム(DWE)を導入したこともあり、かけ流しやDVDでのインプットを中心に始めましたが、はじめはただ聞いているだけ…という感じ。
でも、数ヶ月たつと自然に「Hello!」や「Mommy」など簡単なフレーズを口にするようになり、「これは効果あるかも!」と実感しています。
上は公文の英語をしているので、インプット中心に、真ん中はカードを使った単語を言うというインプット+アウトプットも取り入れて、年齢も性格も違う3人に合わせて、わが家なりのおうち英語スタイルを探しつつやりつつしています♪
おうち英語の日常はアメブロにも書いてます👉ミクのおうち英語記録
おうち英語の始め方【3ステップ】
- ステップ①英語の音に触れる機会を作るタイトル
- ステップ②英語の絵本やフレーズを取り入れるタイトル
- ステップ③続けやすい習慣にするタイトル
1. 英語の音に触れる機会を作る
まずは英語の歌やアニメを流すことからスタートです。
BGM感覚でかけ流すだけでも、英語の音に慣れていきます。
YouTubeやAmazonプライムなどの無料・低価格なサービスも活用できます。
参考記事👉【無料で楽しむ】2〜3歳向け英語アニメ!YouTubeで見れるおすすめ作品7選
最初から私のようにディズニー英語システムを利用してみるのもOKです。
参考記事👉DWEのサンプルが気になる人必見!ディズニー英語システムの特徴とリアル体験談
2. 英語の絵本やフレーズを取り入れる
「Good morning!」「Thank you!」など、簡単な英語を生活の中で声かけしてみよう。
英語の絵本もおすすめで、親が英語に自信がなくても音声付きの絵本や動画を活用すれば大丈夫です。
3. 続けやすい習慣にする
1日5分でもOK。毎日少しずつ続けることで、子どもにとって英語が“特別なもの”ではなくなります。
曜日ごとに内容を変えたり、子どもが好きなキャラクターの教材を選ぶと、より楽しみながら続けられます。
参考記事👉おうち英語が続かない…継続のコツと疲れを感じたときの対処法【無料お試し教材も紹介】
おうち英語の注意点

親のプレッシャーになりすぎないように
おうち英語は“ゆるく・楽しく”がいちばん!
「毎日やらなきゃ」「発音が正しくないとダメかも」と思いすぎると、ママやパパ自身が疲れてしまいます。
完璧を目指さず、「今日は歌1曲だけ」「今日は聞き流しだけ」でもOK。
親が楽しんでいる姿こそ、子どもにとって最高の学びになります。
私自身、思ったようにいかなくてモヤモヤしたこともあります…。
そんな時は「疲れたときの対処法」を知っておくと心がラクになります。
▶ おうち英語がつらい…疲れた理由ランキング
また、DWEなどのしっかりした教材を導入すると、つい親が気合を入れすぎてしまうこともあります。
「親の努力はどれくらい必要?」という視点での参考記事もあるので読んでみてくださいね。
▶ ディズニー英語は親の努力が9割?
子どもが飽きたら無理せず一度離れてもOK
子どもが「今日は見たくない」「飽きちゃった」と言うこともあります。
そんなときは、無理に続けようとせず、一度おやすみしても大丈夫!
一時的に離れても、また自然と興味が戻ってくることも多いです。
成長とともに好みが変わるので、「今はこれが好きなんだな」と気持ちを切り替えて見守ってあげよう!
実際に、「おうち英語をやめたくなった理由」を見ると、多くの家庭が似たような悩みを抱えているとわかります。▶ おうち英語をやめたくなった理由ランキング

「うちだけじゃないんだ」と安心するだけでも、心がふっと軽くなることもありますよ。
おうち英語を始める時のよくある質問
Q. 親が英語を話せなくても大丈夫?
→ 大丈夫です!親が英語を話せなくても、今はたくさんのサポート教材や音声付きコンテンツがあります。親も一緒に楽しむスタンスでOKです。
Q. どれくらいで効果が出る?
→ 数ヶ月〜1年ほどで「英語の歌を歌うようになった」「知っている単語が増えた」といった変化を感じる家庭が多いです。
そのためには、毎日の積み重ねが大切ですよ!
ただし、効果の出方は子供にによってさまざま。
「なかなか成果が見えない…」と感じたら、▶DWEを始めたけど効果なし?と感じた人の特徴も参考にしてみてください。
【まとめ】おうち英語は親子で楽しめる、自分たちらしい学びのカタチ
おうち英語は、決まったルールや教材に縛られず、親子で気軽に楽しみながら英語にふれられるスタイルです。
この記事では、
- おうち英語の基本的な考え方
- 年齢別にできる取り組み方
- メリット・デメリット
- 継続のコツや注意点
などをお伝えしました。
英語が得意でなくても、完璧を目指さなくても大丈夫です。
「ちょっと英語の歌を聞いてみる」「英語の絵本を一緒に読んでみる」そんな小さな一歩からでも、子どもたちはどんどん吸収していきます。
おうち英語で大切なのは、焦らず、比べず、親子で楽しむ気持ちですよ!
毎日の生活に英語を“ちょっとだけ”取り入れることで、いつの間にか子どもの世界が広がっていくはずです。
まずは今日から、できることから。
あなたのご家庭に合った“おうち英語”を、ぜひ楽しんでみてくださいね。